月刊月野 Dominance

ここ三日間、食事ができないくらい
落ち込んでいた私。
残念なことに、酒は呑める。
ってことで、久しぶりに大人の街に出動。
家を出ようとすると
まさかの鍵がない。
探したものの、見つからないのでとりあえず家を出た。

毎度毎度「久しぶり～」となっている
仲間で、近況報告。
彼氏が出来た。結婚した。会社をつくった。どん底から這い上がった。

皆、頑張ってるんだね。

私は、皆と頻繁に会っていたあの頃と
同じ。
「もちろん、SMライフだよ。」
と、報告すると、一番驚かれてしまった。
「マジ！まだやってんの？ それって、たまにとかじゃなくて？」

「ま、ライフだから。」

私の日頃のペースを聞いて、皆がまたまたビックリ。

「寝てないじゃん」

昔の半分しか寝てない。

昔とは全然違う生活環境の中で
それでも やり通す。

自分にとって、新しいことを始めるのは、物凄く勇気がいる。
それに、今だ！って確信の時がなかった。
それでも、ずっと同じことを続ける。
ってことは大変なことなのかもしれない。

皆に「頑張ってる！」
って言ってもらえて、三日間のプチ鬱が薄れた。

外が明るくなった頃、解散。
家に着き、リビングで少し寝て。

苦手なシャンパンとか色々飲み過ぎたけど、奇跡的に二日酔いじゃない。
ということで、鍵探し。

結局出てこなかった。

家の何処かにあるはずなんだけど。

どうしましょう。と、夜は何もする気になれず、寝てしまう。

そして、朝。
早起きして、もう一度 玄関を見ると。

あった！鍵が見つかった！

私の探し方が悪かっただけ。


私の心はスッキリ！

数日前のプチ鬱は、鍵の紛失により
消えている。


鍵の行方不明に、真剣に感謝している私。
チョット変かな。

気持ちも上がってきたし
来週からまた、虐めに励むんだ！