2ntブログ

東京を中心に活動するフリーの女王。通常のSMクラブでは叶わない、プライベートな関係を…

失う

針が希望と聞き、依頼者に会う。
まだ20代半ばの可愛らしい男の子。
テーブルの上には依頼者が用意した「カッター」「ソーイングセット」「安全ピン」「絆創膏」

彼の望みは「切り落とす」

えっ。
絆創膏しかないんじゃ、それはチョット。
ということで、目の前のドンキに足りないものを買いに行く。
近くて良かった。

それにしても、カッターと安全ピンとソーイングセットって、自分で整形して逃亡した市○達也容疑者みたいだね。


依頼者はなんと既に片方処分済み。
今より更に更に若い時に、自分でやったんだとか。
という感じだから、私も終始リラックス。
折角だからドキドキしたいな。なんて考えちゃうくらい。
先ずは、既にないソコとこれから失う予定のソコに安全ピンをつける。チェーンをつけて引っ張ると、喜ぶ依頼者。
その後、煙草で焼く。
で、針も刺してみる。
安全ピンが沢山あるから、下にも刺してみた。

長年連れ添った、既に一つしかないソコといよいよお別れのときがやってくる。

バスルームに移動。

安全ピンを浅い場所につけ直して消毒。
安全ピンを指で摘み
サクッと
切り離した。
誰もがついている、大切なハズのソコの3分の2を、あっさり失った。

依頼者の用意した道具は使わず、私の持っていた道具を使った。

全て切り離したと同時に、ひとすじの赤い液体が流れる。
途中は出なかった。離しきるまで出なかった。
赤い液体はよく見ているけど、キレイだと思ったのは、随分久しぶりのこと。
私の左手には安全ピン。
真ん中辺りに小指の先ほどの
さっきまで彼の一部だったものがついている。
断面は意外と白っぽかった。
少しだけ赤い液体がついていた。
赤い液体をキレイにしたら、何なのかよくわからないと思った。

縫合して欲しいと言われ、チャレンジはしてみたものの、たるみのないソコの傷口を塞ぐことは出来ず諦める。
痛くないように抜くか
痛く抜くか
聞くと、「痛くに決まってるじゃないですか」と可愛いく笑う依頼者。

赤い液体は思うほど出なかったので
お手当をしてお終い。

あらためて安全ピンについている依頼者の「元一部」を二人でマジマジ見る。

「食べなよ」
そう勧めると
さっきまで自分のソコの一部だった欠片を躊躇することなく、口の中に入れた。
最初で最後かもしれない感触を少しだけ味わい飲み込んだ。
「うまい」無邪気にまた笑った。

可愛いいと思った。
もっと愛情を持ってからやりたかった。と、少しだけ残念な気がした。
はじめまして。の相手じゃなければ
私が飲み込みたかった。


終始リラックスして興奮もなかったのに
別れた後から気持ちが高まり、今もなお続く。



大切なこともすぐに忘れてしまう私の脳だけど
今日のことは色褪せずに残したい。




あっ。今目が覚めました。
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2012/10/12(金) 05:15 | | #[ 編集]
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