金曜日の真っ昼間、約束の時間にアンファインに着く。
扉を開いて部屋に入ると、手前にベッドルーム。
その奥には檻のような扉があり、プレイルームが広がる。
薄暗い部屋にわずかな赤い照明。
怪しくドロドロとした空間。
なんてドラマチックなんだろう。
私の胸も少し高まる。
檻の向こうにある赤い椅子
そこには既に拘束済みの肉体があった。
目隠しで視界を失ったマゾは
私の微かな足音と気配だけで
私を感じている。
うわごとのように私の名前を呟くマゾ。
私は少しの間、その光景を愉しんだ。
この後、六時間に渡る長時間の調教。
ゲスト女王様も加わった時間も
部屋を訪れたカップルの前でも
マゾは私に忠誠を誓い、服従し続けた。
まるで、小説や映画のような時間だった。
この先も、このドラマは続くだろう。
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