前回の記事の続き。
私を待っていた依頼者。
それは、マゾではなく、アナラーだった。
痛みも羞恥も臭いも要らない。
ということで、コーチとしての出番はナシ。
何度もアナルで逝けるのは良かったよ。
ホテルのエアコンが、ヤル気ないのか控えめなのか、ずっと部屋が寒くて
キャットスーツにすればよかった(泣
160分の時間はあっという間に過ぎ、
次の現場へ。
先の現場に向かう途中、依頼者ならぬ奴隷から「今から会えますか」
と連絡があり、近くのホテルで待ち合わせていた。
今度こそは「鬼コーチ魂」を
完全に脱ぎ捨てなければ。
今から会う奴隷は、選手なんてトンデモナイ!プレイが出来ないわけじゃない。私と合うから奴隷なんだけど…
おそらく、誰からみても奴隷としては
「出来が悪い」
そして、深夜2時。アルコールに支配されているはず。
何より。
私は奴隷といる時は、手抜き。
もとい。のんびりしたい。(ダラダラと違わないことは認める)
ということで、目的地に到着した時には、鬼コーチ魂は勿論、女王様のヤル気もキレイに落として来たらしい。
部屋の扉が開く。
目の前には全裸の奴隷。
笑ってる。
(こういうところが奴隷らしくない)
私も笑って扉を開きっ放しにしたけど。
プレイする気合いまで落としてきた私だけど、全裸はヤル気があるようで…
とは言ってもアルコールに支配されているので、快楽責め中心。
アルコールを飲み煙草を吸う私に、笑いながら奴隷が言った。
「この間、月野様に蹴られて歯が折れました

痛いな。と思って、診て貰ったら、今回は修復不可能

」
「月野様に折られた~

」
月野様に折られた~

」
歯を折るのはナシでしょ。
だけど、私はふざけ過ぎのこいつに
ベッドの上から軽く蹴った。というより、足をあてた程度。
格闘プレイは全然やらないし、そんな力ないし。
「あんなんで折れるなら、堅焼き煎餅でも折れるじゃん」
そう私が言うと
「月野様に折られた~



」
折れたのは、歯茎から生えていた歯ではなく、仮歯。自分の歯で作った仮歯らしい。
「流石に歯を折るのは悪かったな」
と、思う私に、また言ってる。
「月野様に折られた~

」
自分は絶対にやることが出来ない。
改造系のプレイにも、淡い憧れを持つ奴隷。
そう、突然。
思わぬやり方で、思わぬところを
私の足によって改造されたのだ(笑
奴隷らしくない、プレイも平均レベル。しかし、この改造に喜んでいる(ようにしか見えない)
こいつの私への想いは(忠誠とか服従とは言い難いけど)レベルが高いと思った。
プレイも終盤。
夕方までピーピーだったから
今日は黄金はない。
とは言ったものの、チャレンジしたら
消化してない野菜が、ふた粒程出てきた。
それを口の中に入れてやると
「気持ちよ良すぎる!」
と、手を離した状態で逝ってしまったではないか‼
マゾリンピック
こいつの種目は 「黄金

」に決定‼
しかし、前者とは違う意味で
コーチは不要。